暈しに笹の夏着物・骨粗鬆症

8月中旬から下旬にかけての写真が殆どありません。
暑さに参って、ろくすっぽ出かけない日々を過ごしていたと思われる。

そういうわけで、8月下旬の着物は1枚だけ。
藤色の暈しに笹の模様の夏着物。

夏着物
この日も着付けを失敗してます。
もはや安定の失敗具合。
襦袢と着物の衿合わせが合ってない。
腰から上の背中心も曲がってます。

この、いつも背中心がひん曲がってしまう問題、じつは原因が分かりました。
それについては長くなるので後半で改めて語らせてください。
まずは写真を載せてしまいましょう。

夏着物
さみしげな柄の着物。
よく言えば幽玄な雰囲気。
上品で素敵だと思う。
私が着たらただのババァになったけどな!
夏着物
帯はお気に入りの風鈴柄にしました。
夏帯


さて、背中心がひんまがる原因ですよ。
ことのはじめは去年の秋にさかのぼる。
市の定期健診で、年齢的に気になる項目を幾つか足したんですわ。
オプションの中には骨粗鬆症検診もあった。
そこで見事にひっかかりまして、再検査したところ。


このNTX値というやつが高いほど、骨を壊される。
そして100以上だと、悪性腫瘍が骨転移してる指標だそうです。
うん、100以上あるね。

当然のように精密検査となりましたが、あんまり心配してなかった。
普段は風邪ひいただけで「もしかして死ぬかも…」と心細くなる打たれ弱さの私ですが、何故かこのときは平気だった。
検査の結果が出るまで、のんきに過ごせたのですよ。
だってこんなに太ってて癌のわけないじゃーん!(偏見?)

まぁただの無知かもしれませんが、きっと本能的に大丈夫ってわかってたのでしょう。
検査の結果、やっぱり大丈夫でしたよ。
そして骨粗鬆症のお薬を飲みはじめた。
約一年飲みつづけて、やっと少し数値が落ちついてきました。

だがしかし、ぐにゃりと側弯症になってました。
そりゃそうだよな、物凄い勢いで骨が破壊されてるのに、形成が追いついてないこの状況。
しかも巨体を支えておる。(痩せろ)

つまり着物の背中心がゆがむ原因。
なんてことない、背中自体が曲がってるのです。

それが分かっただけでもいいです。
曲がっていることを意識して着ようと思います。

お医者さんには、腹筋と背筋を鍛えるように言われました。
(手術するほどの湾曲ではないってことかな? これ以上曲がらないように頑張れ、という意味だと思います)
どちらにせよ今後一生、骨粗鬆症の治療のために月一回は病院に行かなければならないので、経過観察してもらいます。
最後まで読んでくださりありがとうございました。

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