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1月, 2022の投稿を表示しています

着物を部屋着に

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着物に慣れるため、おうち着物をはじめました。 基本的な所作や、スムーズな立ち居ふる舞いを身につけたくて。 上品さ優雅さ以前に、「こなれた感じ」が欲しいのです。 とはいえ、それこそハードルが高いわ。 まずは着物で終日すごすのを目標にしました。 部屋着に選んだのは、くたくたのグレーの紬。 (上前の斜めっぷりがすさまじいですが、見逃してください) 素材はわかりませんが、すごく柔らかくて軽いのです。 このまま昼寝できちゃうほどユルい着心地。 昔の着物あるあるで丈も裄も短いのですが、そのわりに身幅が広い。なんて小太りに優しい作りでしょう。 前の持ち主様は、ちょうどわたしのような体格(LLサイズ)の方でいらしたんですねぇ。 そこに重ねたのは、昭和感のある上っぱり。 割烹着も持っていますが、微妙に窮屈なんですよね。生地がつっぱって。 そこで上っぱりを試したら、すごくいい。 カジュアルだし、防寒着にもなる。 袖口にゴムが入っているので家事もしやすい。 なにより、このまま外に出れちゃう。←この格好で買い物に行った人 この日は、下が長襦袢だったので少し疲れましたが、なんとか夜まで過ごすことができました。 *** また別の日。 今度は長襦袢をやめて、ユニクロのタートルネックをインナーに。 着物市で、おしゃれな洋服MIXコーデの方が数名いらっしゃいましてね。 とても軽快に見えましたので、真似しました。 そしてビックリ。 これ、見た目以上にラクちんですねぇ。 これなら簡単に着れるし、動きやすい。 1回目は、左←の写真のように、半幅帯をぐるぐる巻いてベルトで留める方法。 2回目は、右→のように普通に帯を締めました。 わたしは普通に結んだほうが、おなかが苦しくなかったです。 ベルトより伸縮性があるのでしょう。 ところで、着物をうまく対丈にできない。 丈が短くてほとんどおはしょりが出ないので、いっそ対丈で着たいんですが、どうもうまくいかん。 羽織は、ほどく予定だったものです。 状態は悪くないけど、なにせ小さい。 とくに裄丈が短い。 でも部屋着なら、これで充分だなと思いました。 むしろ短いほうが、家事しやすいもの。 水仕事をするときはインナーの袖にちょっと挟んで、袖まくりすればいいし。 おかげで解かずにすみました。まだ着れる物をハギレにするのは心苦しいですからね。 この日は、無理なく過ごすことができ

高幡不動だるま市

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昨日、高幡不動尊金剛寺のだるま市に行ってきました。 写真は会田家の張り子「だるま抱き猫」 さいしょは行くつもりなかったのです。 息子の受験関係のなんやかやがあったので。はじめてなので余裕をもって時間をあけていたら、意外とかんたんに手続きが終わりましてね。 手持ちぶさたになって、とうとつに着物を着るわたし。この時点では頭は空っぽ。 これが思ったよりも早く着れたんですよ。 せっかくだから出かけようかしらーと。なるわけだ。 しかしこの時すでに2時近く。 だるま市が何時までか知りませんが、着いた頃には終わっているかも。 ま、いっか。 ダメ元で出かけました。 横浜駅から湘南新宿ラインで新宿へ。京王線の特急に乗り換えて高幡不動駅へ。 1時間20分くらいで行けましたよ。すごいわ。 空いてる時間帯だったので感染の心配もしなくてすんだ。 ところがここで問題が! 家を出るとき、お小遣いから1万円札を握りしめて財布に入れたつもりが、5千円札だったのですわ。 しかもSuicaのチャージが限りなくゼロに近いではないか。 横浜からは片道900円ほど。 行きの清算分と帰り分で2000円チャージして、残高3000円。 これで達磨と土産が買えるのか? それ以前に、だるま市はまだやっているのか? はるばる無駄足を踏みに来たのではないのか? ああ、行きあたりばったり間抜けで考えなしの悪いところが如実に出ております。 大丈夫かわたし。今日はたぶんツイてないぞ。 不安になりつつ駅を出て、いよいよ現地到着。 このとき3時半。 よかった! まだやってます。 やっぱりわたしツイてる! なにはともあれ本堂に参拝し、屋台のほうへ。 しかしダルマの露店が少ない。 「え、これだけ?」 がっくりしながら進んでいくと、奥のほうにたくさん出ていました。 よかったー。 食べ物の屋台のように大通り沿いに並ぶのではなく、達磨屋さんはアチコチに枝分かれした小道の先にそれぞれポツポツと出店するスタイルのようです。 境内のいたるところに点在する達磨の露店。 そして目的の会田家を見つけました! 奥様とお嬢様?の写真を撮らせてもらいました。 相変わらず気さくで素敵です。 御主人は残念ながら不在でした。 しかし行ったのが遅すぎた。 すでに新作は売り切れ。 欲しいもので残っているのは大物ばかり。 出がけにドジしたせいで手持ちのお金が少ないので、大

豊島屋の梅だより

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ご近所の方にお菓子を頂きました。 とてもきれいで、かわいいお菓子。 お干菓子(ひがし) というものだそうで。 とても上品。 思わず写真をとった美しさ。 でもこれ、落雁(らくがん)だよね。 「あまり好きじゃないかもー」と思いながら口に入れてびっくり。 たいへん美味! むかしむかし子どもの頃に、お盆につまんだお供え用のスーパーの安くて古いタイプの落雁を思い浮かべておりましたよ、わたしゃ。 失礼いたしました。 それとはまったく違う部類の逸品でございました。 箱に書かれた「梅だより」という文字。 鳩サブレーで有名な鎌倉の名店、「豊島屋」のお菓子のようです。 長男など「おいしい!これ好き!」 を連呼して、三つぐらい立て続けに食べとりました。 そんなにパクパク食べる種類のお菓子じゃないと思う、これ。 お茶をたしなみながら、ひと口含んでじっくり味わう部類の高級菓子ではないかと思われる。 ともあれ、落雁に対する印象が180度変わりました。 親切なご近所さんに感謝です。

リメイク帯留め

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先日の着物の帯留め。 若い頃のアクセサリーの再利用です。 シルバーのおおぶりピアス。 10代の終わり頃によくしていた。 でかくて重くて、よくこんなのぶら下げてたなと思います。  まだ肌も若々しく、耳たぶすらもピンっと張っていたのでしょうね。 いま付けたら耳がビヨーンと伸びそう。 金具を外して、それぞれ帯留めと帯飾りに。 帯飾りにするほうには、根付紐を通しただけ。 単純、簡単。 帯留めは、100均のゴムで帯締めに絡めました。 「着物と猫とカネコ系」のあすかさんがされていた方法です。 真似しました。 落としたくないのでゴムは2本に。 ポリウレタンのゴムって切れやすいですよね。 輪っかほうは、真ん中にテグスを巻いて帯留めに。 こちらもあすかさんの真似っこです。 しかしこのピアスの輪っかが大きすぎました。 平置きなら写真のように中央に置けますが、実際に付けるとぶら下がってしまう。 なので結局、これもゴムで留めました。 ゴムいいですね。簡単だし、ずれないし。 普通の太さの帯締めでも通せるし。 ああでも透明のゴムのほうがいいですねぇ。 こんど買ってこよう。

今昔きもの大市3

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昨日のモノトーンコーデが、小さくてきつかったので。 かわりに、藍色の小紋を着ました。 帯締め&帯留めはモノトーンコーデから使いまわし。 半衿もそのまま。 白い着物ならまだしも、この着物にグレーの半衿はいまひとつ。 わたしの場合、顔まわりに白がないとダメだ。 顔が黄色く見えるがな・・・。 黄色のくすみ肌って糖分のとりすぎらしいです。 思い当たることが多すぎます。 そして半衿が片方隠れてます。 着付けたばかりでコレってどうよ。 帯は薄ピンクの博多半幅帯。 平置きコーデの段階では、白い羽織をあわせようと思ってました。 しかしあまりに寒々しいので、ビロードのコートに変更。 実際、寒かった! 赤レンガ倉庫で開催の「今昔きもの大市」に行ったんですがね。 コートでも防寒対策が足らなかったらしい。 寒くて寒くて、会場に着いた頃には体の芯まで冷えていた。 青空がきれいだった、赤レンガまでの道。 しかし風が強くて、めちゃんこ寒いの! あまりの寒さに、「な、なにか暖かい物」と、探しはじめるわたし。 買ったその場で着重ねようという考えです。 「あ、総絞りの羽織だ。あったかそうだナァ」 血迷ってます。 まったく買う予定のなかったものを買おうとしてます。 総絞りの羽織は、若い頃に好きでよく着ていました。 しかし今のわたしが着ると、絶妙に冴えない。野暮ったい。 田舎のお婆ちゃんみたいに可愛らしくなるならまだしも、わたしの場合はひたすら見栄えが悪いのです。 なので、ほとんど手放しました。 せっかく減らしたのに、また買ってどうするのか。 そうこうしてるうちに、暖房が効いた会場のおかげで体が温まり、血迷わずに済みました。 ああ、衝動買いしなくてよかった。 きもの大市、アンティーク着物がぐっと減った? ぜんたいてきにリサイクル着物が多くなってる気がします。 わたしはもっぱら眺める専門ですが、華やかで見応えのあるアンティーク着物が減るのは寂しいかぎり。 オマケ 馬車道駅にあった、ねぶたみたいに巨大なランタンのオブジェ。 「三面柱」という看板が立っていました。 中華街の春節にちなんだもののようです。 ランキングに参加してます。 応援クリック頂けると嬉しいです。

十日町紬でモノトーンコーデ

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白い着物をきてみよう週間が続いてます。 今回はモノトーンコーデにちょうせんしました。 斜め格子と菊模様の十日町紬。 買ったときアンティークの表記がありましたが、年代は不明。 身幅が足りなくて、長いこと箪笥の底に仕舞いこんでいた物です。 すこしは痩せたのでチャレンジしたら、、、 やっぱり無理だった! 調子に乗りました。ごめんなさい。 もっと痩せて出直してきます! 無理くり着たので、着姿がたいへんみっともない。 へたっぴなのはいつものことですが、巻きが浅くて落ち着かないー。 帯も胸高すぎ。 おはしょりも、いっそ対丈にすればよかった。 それ以前に、袖からババシャツが出てますがな。お恥ずかしい。 半衿は、ひさしぶりに色物を使いました。 ダイヤ柄の灰色のハギレ。 帯揚げも同じく。 帯まわり。 作り帯は30年ほど前に買ったもの。 帯締めは、白と黒の三分紐。 帯留めは、若い頃のアクセサリーのリメイク。 かわいい形の白い羽織紐。 羽織は、昭和レトロな黒羽織。 くらげみたいな絞りの花柄がお気に入り。 昭和な丈も気に入ってますよ。 わたし長羽織がたいへん似合わないのです。膝丈ぐらいがおさまりがいいようです。 いちおう羽織った姿も写した。 歩くたびに裾が開いてしまうので、さすがにこの着物で外出するのは無理でした。 このあとすごすごと脱ぎましたよ。 ランキングに参加してます。 応援クリック頂けると嬉しいです。

50代のアンティーク着物 その4

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白い着物の着まわしコーディネート。 試しました。 去年 着たコーデ とほとんど同じです。 いったい何が違うのか。←自問自答 着物が違うのじゃ。 アイボリーの地に、紫の亀甲絣の立涌模様。 シンエイさんで買ったので安かったと思う。 ずいぶん前なのではっきり覚えてませんが、きっと材料用の千円代のやつ。 身幅が足りず長いこと箪笥に眠らせていましたが、痩せたおかげでやっと日の目をみました。 羽織と帯をいろいろ合わせてみてる図。 羽織も、同じものを着まわし。もはや数枚しか手元にないのです。 つくづく、好みが変わりましたよ。 若い頃のものは、もう着る気にならなくて手放しました。 とはいえ、あんまり減らしすぎても寂しいので、ちょいちょい買い足してますがね。 ぜんぜん身辺整理できてませんね。 でもいいのです。 物欲にまみれてるほうが元気なので、整理しながら買いますよ。 いらない物は処分し、好きな物を増やすのだ。厳選するのだー。 閑話休題。 白系着物のラクなところは、何色の羽織でも合うところ。 あとは好みの問題で。 この時点で赤はなんか違う、と思いよけました。 青もいまいちな気がしたので1枚しか写真をとらなかったんですが、 ところがどっこい、 着てみたら合う~。 一番合う~。 つくづく着てみないとわからないもんですね。 あ、羽織の肩が落ちてるのは見逃してください。 長男に写真をとってもらいまして、「もう面倒くさいよ~」としぶるのを、「もう1枚」「あと1枚だけ」と騙し騙し何枚も撮らせたので、急いで着替えてます。 アンティークの茶色い長羽織。 うん、ふつう。 ちなみにこの羽織、ほんとは袖丈が長い。 わたしには似合わないので、内に折りたたんで短くしてます。 紫の羽織。 うん、合う。 着物の柄も紫なので、しっくりくる。 結局、青い羽織ほどの印象はないけど、この日の気分で紫に決めました。 さて、帯まわり。 いろはにほへとの半幅帯。 臙脂色の羽織紐。 黒と金とベージュの三分紐。 帯飾りは、ちりめん細工の瓢箪。 帯留めにした青いブローチが綺麗なのです。 骨董市で買いました。500円。 九谷焼かな? ワンパターンのショール姿。 首根っこを冷やすとたちまち風邪をひいてしまう体質なので、ショールは必須。 襟巻もよく使います。 この格好で、先日みなとみらいの催事に行ってきました。   ランキング

節分飾り※2022

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  節分の飾りを置きました。 猫の張り子が、豆まきをしてるところ。 鬼役は、お面をかぶったタヌキ。 上のほうには庭の葉と、ヒイラギのオマケに付いてきた紙のお面。 豆まき役は、さわはん工房の張り子「両手招き猫」。 招き猫ですが、もはや豆を撒いている格好にしか見えない。 同じくさわはん工房の「福犬」。 お多福のお面をかぶっているので、節分にピッタリ。 鬼役が付けている張り子のお面は、じつは鬼ではなく天狗どん。 中の人は、郷土玩具のタヌキの木製人形。↓ 100均の木箱を使って段差をつけました。 横は、ヒイラギの枝と、乾燥枝豆の豆殻セット。 スーパーで買ってきた。 飾るとき、ヒイラギの葉がチクチク刺さりましたよ。 これなら鬼も嫌がってくれそうだ。 去年はすっかり忘れて豆まきをしなかったので、今年は忘れないようにしないと。 ランキングに参加してます。 応援クリック頂けると嬉しいです。