古い雛飾りと初めての生け花


三月三日のひなまつり。
うちには男児しかいませんが、雛祭りをしないというのも寂しい話なので、ささやかながらお祝いしました。

子どもにとって年間行事って大事。
だって子どもって、こういうの大好きだし。


お雛さまは、実家から送ってもらった数十年前の物。
古びてるし、もう壊れてる部分もあるんですが、懐かしすぎる。

こじんまりした平飾りなので、アンティーク着物を一緒に飾った。


ついでに、初めて生け花なるものをやってみた。

ひな祭り生け花

剣山を買ってはみたものの、「どーつかうんだ、コレ?」と首をかしげるばかり。
付け焼刃で体裁を整えてもしょうがないので、いっそのこと先入観ナシでやろうと、あえて何も見ずに挑戦。

ひな祭り生け花

桃、菜の花、カーネーション、菊。
なにかが足りないような気がして、アスパラの葉を足す。
このとき、ふと私の脳裏を、以前テレビで聞いた『生け花は引き算』という言葉が横切った気がした。

それでもまだ物足りずにハランを足す。
どうやら私には、引き算はできないらしい。

足し算しかできない私が初めて作った生け花がこれ。
きっといろいろ間違ってるんだろうなぁ。

やっぱり足し算をする前のほうが良かったのかしら?
わかんない。