からくり人形展

平日の空いている時間を見計らって、高島屋の催しに行ってきました。
「玉屋庄兵衛 からくり人形展」


会場内は撮影禁止なので、チラシとチケット。

まず、入場してすぐ鎮座する巨大カマキリに心奪われる。
怪獣のようなのに、どこかカワイイ。
祇園祭の蟷螂山だそう。

そして展示された人形のデカさに恐れおののく。
精巧できらびやかで、しかし不気味な微笑を絶やさない仕様はなんなのか、怖い!
この子たちも山車に乗るのかしら?
なにより、からくり仕掛けの凄さに圧倒されます。
もんのすんごいですよ。
奇想天外、摩訶不思議ってなもんです。


ただし実演は数点のみ。ほとんどが動かない。
お人形を眺めながら、そばのモニターで動画を見る形式なのです。
ちょっと残念。
次はぜひとも動いているところを拝見したい。

からくり人形と言えば、江戸時代の発明家「からくり儀右衛門」こと田中久重(東芝の創業者)氏。
かの「文字書き人形」と「弓曳き童子」も展示されてました。
雛人形のように端正な顔立ちのお人形。
こちらも動かない展示ですが、繊細で美しく、なにやら得体の知れないオーラまで漂ってましたよ。

帰宅後すぐにネットで動画を探しました。
鑑賞したのは、文字書き人形
滑らかに動く人形は、動いていないはずの顔の表情まで豊かです。