バラの剪定枝で猫よけ
写真は、ガラシャのローズヒップ。
ちょっとドライ気味。
バラの剪定と言えば、去年、猫よけに大成功したことがあります。
どこぞのドラ猫がウチをトイレに決めたらしく、去年は花壇を掘りおこされることしばしば。花を何株もダメにされた。
うちにも猫はいますが、メス猫ということもあって外には出していません。
庭をトイレにされて改めて感じる、都会で猫を飼う難しさ。
閉じ込めておくのは可哀想とはいえ、ドラ猫の飼い主さんにはもう少し責任をもってもらいたいもんです。
ともあれ花壇を荒らされたくないので、猫よけをすることにした。
かといって手間がかかるのはいや。
できればお金もかけたくない。
ということで、とりあえず木酢液や、古くなった食用酢を花壇のまわりにまいてみる。
匂いで撃退作戦でございます。
結果、それなりに効果はありました。
やっぱり匂いがイヤだったのでしょう、その後しばらく糞はされず。
ただしこれ、雨が降るとともに効果が薄れていって、そのうちまったく効かなくなります。
そこで私は考えた。
トゲトゲしたのを置いている車をたまに見る。あれを真似てみよう。
バラの剪定ついでに、棘々の枝を花壇いっぱいに敷いてみたのです。
チクっとしてイヤーん作戦です。
おまけに剪定枝をゴミに出す手間がはぶけるという一石二鳥。
これが物凄い効果あり!
最初の1、2回は、枝をよけて土を掘ろうと果敢にチャレンジした形跡があったのですが、それ以降はピタっと無くなった。
たぶん、いちいち枝をよけるのが面倒だったのでしょう。
その後、一度も猫の被害に悩まされることナシ。
効果抜群。費用ゼロ。
完璧に思えるこの方法。
はたして欠点はないのだろうか。
いやいや、ありますとも。
手痛いのがありますとも。
花壇を手入れする時、自分にも刺さるじゃないか!
なんてこったい。
いくら注意してるつもりでも、やっちまいます。
しかもバラの棘、どうやら乾けば乾くほど固く鋭くなる様子。
手袋越しでも貫通するツワモノ多数。(ちなみに私が使用してるのは、大工さん用の厚い革手袋)
刺さったら痛いのなんの。
こりゃ猫じゃなくても近寄れないよ・・・。
ということで、剪定枝をまいていたのは庭仕事も休む冬のあいだだけ。
春には、すべて撤去しました。
そのかわり、休眠していたバラが枝を伸ばしはじめて花壇を守ってくれますし、ほかにも棘物(ルリタマアザミやメギなど)を植えて、秋まで乗り切った。