春の単衣


ぼたん園に行った時の着物です。
春らしく、花模様の単衣。←暑くて袷は無理だった。


このお着物、薄橙に薄桃色が混ざった色味で、50代のわたしでも顔映りが良い。
疲れたくすみ肌に優しゅうございます。

じつは、若い頃に着ていたピンク系の着物は手放してしまった。
華やかな青みピンクで今ではまったく似合わないのでね。

そして自分なりに年相当だと思った色(茶系やカラシ色)を着てみたのだけども、今度はやけに老け込んで見える。
しとやかに落ち着くどころか、太さもあいまって貫禄まで出る始末。

「あれこれ、もっと年配の方か、逆に若い方じゃないと着こなせない色かも? いや違う、根本的にわたしに似合わないのだ!」

こりゃいかんと思い、ふたたび明るい色に走りました。
若すぎない春色を探して、手に入れたのがこの着物です。

塵除けは、千代田衿のレースの道行。
茄子紺というのかな、落ち着いた紫色です。




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