鏡餅と、お正月の室内飾り※2013



部屋の一角に、ささやかながら正月の飾りつけをしました。

正月のインテリア

和室の古箪笥の上。

壁には女児用の古い着物。
うちには女の子はいないので、趣味で集めた着物は、こういう時に使います。

女児アンティーク着物

古い時代のお着物は、ほんとうに色柄がすてき。はっきりと『おめでたい』感じがします。

帯は昭和の結び帯。
レトロな色調が懐かしく、つまみ細工もかわいらしい。



正月の飾り付け

そして問題のシーン。
ん?なんかおかしくないかい?

実は、鏡餅を主人に買ってきてもらったんです。
本当は自分で行きたかったんですが、風邪っぴきの長男といっしょにお留守番。
いささかの不安を抱きつつ主人の買ってきた物を見て、嫌な予感的中に空いた口がふさがりませんでした。
本当に、餅しか買ってこなかったのです。
橙も裏白もついてない、丸餅だけを!

たしかに「鏡餅買ってきて」って言ったけどさ~。
いまどき真空パックじゃない、つき立ての餅でたしかにおいしそうだけどさ。
でも餅だけって・・・びっくりだよ。

鏡餅の飾り

仕方ないので、ここも「家にある物で飾ってみよう」作戦です。
今回こればっかりだ・・・。

まず三方の代わりに、朱塗りのお椀。
裏白の代わりに、お椀ごとにハラン、シダ、シマトネリコなどの葉を敷きました。すべて庭から。

ダイダイの代わりは、子どものオママゴトのお道具から、玩具のミカン。
手前の小さな鏡餅には、これまたオママゴトの「タイ」が乗ってます。

深刻なダイダイ不足に悩まされております。


鏡餅の飾り

残りのふたつにも、やはりママゴトのミカンが。
しかも右のミカンは皮を剥けるタイプです。

コメディとしか思えませんが、もうこのまま突き進むことにします。



手作りミニしめ縄

あ、でもこれはちょっとうまくできました。
ヤブランで作ったミニしめ縄。
赤い実はメギ。これまた庭から取ってきた素材たち。


正月の部屋飾り

もういいや、とりあえず30日のうちに飾れたからいいやってことで。
来年はきっと、「今ある物を使いましょう」な年なのでしょう。

節約できていいんでないの。