肌年齢と着物選び
ぼちぼち私物の整理を続けてます。
おととし大怪我したとき、わりと本気で「あ、やばい。これは死ぬ」と思ったもので、いつ何があってもいいように、普段から身ぎれいにしておこうと思ったのです。
いいきっかけになりましたよ。
もう着ない服や、古い本はもちろん、未分類だった書類や手紙、埃を被るばかりだったガラクタを仕分けて、処分して。
着物も、せっせと手放してます。
状態のいい物はフリマサイトへ。いたみの激しいものは解いてハギレに。
ただこの一点のみ。
手元に残した着物の一部。
地味です。そして白系が多い。
くすみ肌ですからねぇ。
顔映りの良さで選んだ結果です。
白に光が反射して肌が明るく見えるという、レフ板効果ってやつでしょうかね。
わたしの場合、半衿も同じ理由で白が多いです。
華やかな色柄の半衿に憧れるけど、たいてい浮いてしまうのよ。
あと白は白でも、真っ白は無理だ。
洋服でもそうですが、よけいに顔が黒ずんで見える有様。
だもんでアイボリーやオフホワイト。
グレー混じりなどが安心でございます。
これらの着物で、着回しコーディネートしていきたい。
ほかの着物も組み合わせを試したい。
同じようなコーデになるかもしれませんがね。
白ばかりじゃつまらないので、大好きな青や、たまに着たくなる赤系も残してますが。
紫は全滅しました。よけいに老けて見えるんですもの。肌映り以前に、もともと顔立ちに合わないんだと思います。
あと緑も微妙。
好きな色なんですけどね。
難しいわ。趣味嗜好だけじゃいかんともしがたい、年齢的な肌のくすみ、体型の問題、顔立ちからくるイメージ。
やむなしですね。
肌に馴染まなくなった色は、羽織モノで重ねたいと思います。
こんなふうに試した先に、いつの日かしっくりと様になる着方ができればいいなぁと、思うのでございますよ。
つらつらと失礼しました。
