50代の赤い着物

お正月にたくさん着物を着ようと思ったのに、寒さに負けてコタツの虜になっていました。
暖かい日に、やっと着用。

50代の着物コーディネート

小紋に絵羽織。
写真、やはり黒色に白い輪が飛んでしまいます。
何年も使ってるカメラなのに、いまだに使いこなせません。
いちおう一眼レフなんですけどね。良い道具を使っても下手は下手ということですね。


赤い着物

着物は、赤系の小紋です。
持ってない系統の色柄に挑戦しようと買ったもの。
すっかり箪笥の肥やしになっていました。もったいないですね。

着物

正月に着せずしていつ着るのか、ってな柄でございます。
50代で赤は、昭和世代の感覚でいえばアウトでしょうな。
しかし、赤い着物を着ていいのは若い子だけ、などと時代錯誤なことを言うつもりはありません。当世風に行きましょう。
赤だろうがピンクだろうがどんとこい。
当人に似合ってればいいと思う。
でだ、はたして今のわたしに似合っているのか?

50代の着物コーディネート

意外としっくりきたような。
茶色っぽい赤なので、落ち着きがあります。
平置きの時点では、柄の黒がクールに映えて、若い人向けに見えたのです。粋なイメージ。
私はとてもじゃないけど粋なタイプではないので、釣り合わないかと思いきや、実際に着てみたら赤茶が勝りました。
くすみ肌にも優しく馴染んでくれましたよ。

ああ、でも私はやっぱり青系のほうが合うかもしれませんねぇ。
あと身丈が短くて着づらい。

帯周り

黒の作り帯。30年以上前に買った帯ですよ。
古くて小さくて、お太鼓の幅は26㎝、前巾は13㎝しかありません。
それでも気に入っていて、よく使います。


犬張子の帯飾り

帯飾りは、貴和製作所の犬張子のチャームでつくったもの。



枝垂れ花の絵羽織。
ちょいと怪しげで幽玄な気配。

うーん、これは違うかもしれない。
似合う似合わないとは別に、なりたい自分のイメージというのがあると思うんですが、この羽織から醸しだされる雰囲気は、わたしが目指す方向とは違う...。
なーんて意識高い系を気どってみましたが、ようは好みの着姿にならなかった。

お店で試着したときは良く見えたのにな。
不思議だわ。
羽織自体はとても素敵なのに、自分のイメージに沿うかというと別なのですね。
勉強になりました。

着物と猫

「なにしてんの?」と言いたげな猫。

さて、客観的にはどうでしょう。
こんなときのアドバイザーは次男。
女子の髪型の変化にすかさず気づく部類の男子でございます。
幼稚園の頃から先生や同級生はてはママ友までも褒める、末恐ろしい園児でございました。
(自分の服には無頓着なんですがね。パジャマ代わりのクマさんTシャツで出かける子ですよ)

わたし「似合うかな?」
次男「いけるね!」

いけるね、頂きました。
さすが褒め殺しタイプ。
砂糖のように甘い評価です。
でもいいのだ。息子にさえオッケーもらえれば。
なにせ主人はオシャレにまったく関心がなく、聞いても「わかんない」としか答えんのだから。


50代の着物コーディネート

せっかくなので出かけました。
横浜高島屋の催会場で「大呉味の市」という着物市があって。
リサイクル着物も扱っていたので、ちらっと覗きましたよ。


屋上。空がきれいでしたよ。

追記→言うほど赤くなかったなー!という後日談


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