お墓のこと
三年ぶりに法事がありました。
去年に行うはずがコロナで延期に延期を重ね、ようやくの催しです。
法事のあと、会場スタッフが祭壇の供花をきれいにバスケットに活けてくれました。ありがたく頂戴しました。
ピンクの花は、主人の曾祖母が好きだったそうです。
百合の香りが素晴らしい。
なにやら臭いうちの玄関が、いい香りに包まれました。
ほんとにね、玄関が臭い。どうにもこうにも猫のオシッコ臭がほのかに漂う。
たぶん家全体が猫臭いんでしょうね。困ったもんですね。
さて、今回は、地方にあった主人方のお墓を、こちらに移しました。
これで義父も、気がかりがひとつ減ったことでしょう。
ちなみに私の実家のほうは、すでに墓じまいをしています。
墓守をしてくれていた叔父も年を取り、跡継ぎもいないため、永代供養にうつしたのです。
しきたりにうるさい田舎のことです。さいしょは反対意見もありましたが、「親戚が来れなくなっても、地域のみんなに手を合わせてもらえるのだから」ということで納得したそうです。
親戚一同、高齢化してますからね。上の世代は多いのですが、下の世代が少ないという、少子化の影響を如実に感じるような一族でございます。
お墓についてはひと段落つきましたが、心配事は尽きません。
まぁ、悩み多きお年頃ですからね。
さいきんは友達と会っても、健康の話とか、介護の話ばかりしてます。
せめて自分たちはピンピンコロリを目指して、食べ物と怪我に気をつけながら、できるだけ息子たちに迷惑をかけたくないな~と思うなりよ。