古い絵のなかの着物 - 雨の日の装い
尋常じゃない暑さですね。
そして梅雨明けが早すぎる。
外の動物が死んでしまわないか心配です。
野鳥のエサ場が日陰になるように、枝葉で傘をつくりました。
さて、梅雨が明けてしまった今となっては遅すぎる話題ですが、6月上旬の雨の日に、着物で出かける用事がありまして。
まぁ、お稽古なんですが。
着付け教室に行くときは、必ず着物で行く派です。
できるだけ荷物を減らしたいので、意地でも着ます。
その日は蒸し蒸しと暑かったのですよ。
そしてシトシト雨が降っていた。
なので洗える単衣で行きました。
長襦袢は絽。
帯は濡れても惜しくないやつ。
そして塵よけ…どうしましょう。
やっぱり雨コートなんですかね。
悩んだすえに化繊の薄羽織で行きましたが。
お稽古の皆さまは、大半が雨コートでした。
なんであんなに蒸し暑い日に雨コートが着れるのか。
しかも皆さま、汗ひとつかいてないのです。
涼し気な顔でさらりと着こなしてらっしゃるではないですか!
え、もしかして暑いのはわたしだけ?
わたしだけ体感温度が違う?
もう不思議で不思議で。
そういえば、昔の人は、雨の日はどうしてたんだろう?
気になりました。
早速ネットを徘徊し、古い絵を見つけました。
(なお、いずれも既に著作権のないものになります。こちらのフリー素材をお借りしました。)
夏祭りでしょうか。
浴衣の方と、着物の方がいるように見えます。
これはかなり参考になりました。
夏の普段着なら、高下駄と傘だけでいいんじゃない。
わたしもそうしよう。
暑い日は無理して羽織らない。
高下駄と傘でしのぐのじゃ。
とかいいつつ、高下駄は履かないんですけどね。
転倒が怖いので、雨の日はブーツです。
履き慣れたものが一番ですから。
***
羽織にショールは、わたしもよくやるスタイルです。
***
帯結びがおもしろい!
おはしょりもぐずぐず。
なんて勇気をもらえる絵でしょう。
昔の人は、思い思い自由に着てたのね。
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