「衣紋を抜けない問題」と「半衿が出ない問題」


あっというまに、松の内(と打とうとして幕ノ内弁当が出たけど)も終わり。
また肥えてしまった・・・。

昨年末に、練習で黒留袖を着ました。
衿合わせがずれてるし、お太鼓も歪んでいます。
しかし今回注目する問題はそこではない。

「衣紋が抜けてなーい!」


衣紋が詰まって、首が埋まっております。
ただでさえ首が短いというのに。

このあと、お教室に行って、生徒さんどうしで着せっこしたんですよ。
それが、こちら。↓


ちゃんと首がある!
(まわりをボカしたので分かりずらいケド)

とってもきれいに衣紋を抜いてくれました。
正面からでも、衿が寝てるのがわかります。
後ろ姿の写真を撮らなかったことを後悔。

それはそうと、仁王立ちしてしまうクセが抜けません。
外だと、どっしり構えてしまうのはナゼだ。
テレ臭くてポーズをとり忘れるのか?



衣紋が詰まるのは、ずっと前からの悩みです。
過去の写真を掘りおこしてみました。

去年の前半あたりは、意識してたので、いくらか抜けてました。

衣紋を抜けない

写真で確認すると、最近また詰まってる!

ああでも、家族に写してもらってるので、角度がいろいろです。
上から見下ろす形になったときだけ、首が見えてるのか?

いずれにせよ、また意識して抜きたいと思います。
今年の着付けの目標、一個目ですよ。


もうひとつの目標は、半衿を出すこと。
過去の写真を見るとひどいです。

「半衿がいない!」
半衿が出ない

今にして思うと、中年太りしたというのに、若い頃(細かった)の長襦袢を使いつづけたせいかと。

その後、ひめ吉さんのブログだったと思うんですが、身幅たっぷりの襦袢を着ると半衿が出ると読みました。
なるほどな~。

わたしの体型(とくに下半身が大きい)には、半襦袢のほうがよさそうです。
さっそく、Lサイズの肌襦袢を購入。

半襦袢

ついでに水色のすそよけも購入。
こちらの絵↓を見てから、憧れていたので嬉しい。

北野恒富「風」1917年


大きめの半襦袢に替えてから、半衿が出るようになりました。
アイテムで解決するってありがたいです。
技術や努力が必要なことは難しいもの。


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